おしりな栞ちゃん

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2013-11-21

栞ちゃんにとって、一週間の中でも水曜日は特別な日にあたります。
 なぜなら、その次の木曜日は資源回収日ということもあって、お家からすぐのマンションの集積場に、決まってとある本が捨てられているのを知ったからです。
 ずいぶん前のこと、学校帰りににわか雨が降ってきて、雨宿りすることにしたマンションの駐車場脇、人目につかないところにある集積場を何気に覗き込んだとき、栞ちゃんはその本と出会ってしまったのでした。
 その本とは、大人の女性がお尻の穴を曝け出していたり、変な道具をお尻の穴に入れられていたりする写真が満載の、俗に言うアナル系投稿雑誌だったのですが、もちろん、栞ちゃんにそんなことがわかるはずもありません。
 それでも、自分以外にお尻の好きな女の人がいると知ってからというもの、こうして毎週水曜日には、学校帰りに決まってこの集積場を訪れるようになっていました。
「……すごい――」
 と、ため息混じりに本のページをめくる栞ちゃんもまた、ある意味ではすごい格好です。
 写真の女の人同様、お尻丸出し――スカートとパンツは

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