いつも一緒だった俺と久美と絵里

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2014-02-02

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俺と彼女と、彼女の親友の話。

新学期始まって早々、女の子にお約束の体育館の裏に呼び出された。
そこには二人の女の子がいて、片方の威勢のいい子が、「久美があんたのこと好きみたいだから、付き合ってくれないかな?」って言ってきた。

久美とは、もう片方の大人しそうな子(実際かなり大人しかった)。
久美は結構可愛かったので、なんだかんだで付き合うことにした。

でも久美は大人しすぎて、二人でいると息苦しくなるくらい間が持たない。
それで久美の告白の手伝いをしてくれたあの威勢のいい子“絵里”が、いつも間に入って盛り上げてくれた。

休日のデートの時も二人で会うより三人で会うことの方が多かった。
放課後もいつも俺と久美と絵里で三人一緒に帰った。

三人とも家の方角がバラバラなので、時には俺の家から、時には絵里の家から、時には久美の家からと、順番を変えて帰った。

絵里の家に最初に行き、そこから久美と二人きりになると、会話も途絶え結構辛かったが、逆に久美を最初に家


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