一緒にたべよ
2012-08-20
俺のおじいちゃんはとっても優しく怒らない静かな人だった。
本当に口数も少ないのだかとっても不器用な優しい人。
俺と口喧嘩した時もおじいちゃんからいつも俺のすきそうなおかしを『ひろくん一緒にたべよ。』といって仲直りをしていた。
今思うと本当に不器用だなって思う。
とっても頼りがいがなくいつもおばあちゃんのほうがつよかった。おばあちゃんとおじいちゃんが喧嘩した時はいつもおじいちゃんがまけておばあちゃんの側から離れる。
俺が小学校五年生の夏休み足を骨折した。
俺の両親が共働きなのでおじいちゃん家に預けられていた。
いつものようにテレビを一緒にみたり将棋や散歩などいっぱいいっぱい遊んだりした。
そんなおじいちゃんが前々から糖尿病という病気をもっていた。
段々年をかさねていくたび病気の症状があらわれてきた。
おしっこが近くなったり塩分や糖分の高いものは食べてはいけない薬まで増えてきた。
そんなおじいちゃんをみるのもなれてきて俺はなんとも思っていなかっ