ムカつく事務女を性処理係に

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(おっ!これいいね!)

朝刊の折り込み求人広告に、蕎麦の袋詰め作業のバイトが目に止まった。
時給1000円、年末の10日間、しかも自転車で行ける距離で、この辺では誰もが知る製麺所だ。

僕は32歳。
精密機器工場で働いていたが退職し、年末のバイトを探していたのでちょうど良かった。
さっそく電話をかけ、面接すると、その場で採用された。
初日の朝、20人ほどのバイトが一箇所に集まり自己紹介をしていると、背後から声を掛けられた。

「ちょっとごめん、そこのふたり。荷物下ろすの手伝ってもらえるかな」

「あ、はい。いいですよ」

僕と隣に立っていた男性はその場を離れ、製麺所のロゴマークが印刷された段ボールをトラックから下ろした。
作業を終えて元の場所に戻ると誰も居なくなっていた。

「あれ?居なくなっちゃいましたね」

「そうだな、どこ行っちゃったんだ」

この男性は加藤さん、40歳。
道路工事の作業をしていたが、ケガをして辞めたという。


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