Nと俺 (洪水編)

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2008-04-08

Nと俺
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あれは忘れもしない 4年前、ちょうど今ぐらいの時期の出来事だった。
当時の俺は大学にも行かず、さりとてバイトもせず、毎日 朝から晩までパチンコに明け暮れていた。
わざわざ田舎から名古屋まで出てきて、日々 何かを学ぶわけでなく、何一つ成し遂げることなく、
親からの仕送りを そっくりそのままパチンコに費やすような、救いようのないチンカス野郎だった。

そんなある日、ぐうたら生活を送っていた俺に、人生最大の修羅場が訪れようとしていた。

あの日は朝から凄まじい雨だった。 もっとも 俺が目を覚ましたのは、昼の12時を回った頃だったけれど。
その日は午後1時からの講義でテストを受けることになっていて、
自力で起きることさえできない俺は、おかんに電話で起こしてもらうようお願いしていたのだ。


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