8月の濡れたフェアウェー

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2005-08-20

とある外資系企業の技術開発部門に勤務する若きエリート、鈴木洋昭(仮名)。

だが、そんな彼にも悩みはあった。それは小さ○○ンポと、恋愛経験が無い事である。
そんなある日、洋昭は心を寄せる後輩のプリティギャル、みずき(仮名)をゴルフに誘った。二つ返事でOKするみずき。洋昭の心の昂ぶりは、その夜の右手の筋肉疲労をもたらしたのだった。
そして当日・・・。

気がつけばもう午後4時。ラウンドは最終18番ホールを残すのみ。心弾む会話。緑が鮮やかなフェアウェー上でのさわやかな汗。みずきとの充実したプレーを楽しみながらも、洋昭は彼女への想いを打ち明けられないもどかしさに苦しんでいた。
「だめだ・・このままでは・・・。あぁ、オレはどうすればいいんだ?」

悩みながらも洋昭はティーショットを放った。ボールは大きくスライスし、木立の向こうへ消えてゆく。ボールを見失う二人。みずきのティーショットは、フェアウェーのど真ん中をキープしている。

「ボールを捜してくるから。」

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