不思議の国の姉
2005-08-10
小さい頃から姉が好きで好きでしょうがなかった。
はじめのうちは単なる家族愛。だが姉が中学に入り、
自分だけが小学校の取り残されると(小五)、心落ち着かなかった。
一つの同じ学校におれば、会おうと思えば会えるのに対し(っていっても家の外で家族と顔を合わすほど気まずいことはないと考えていたから、
たまたま廊下で知れ違ってもお互い知らん振りしていたが、俺は姉の姿を眺められて内心嬉しかった)
小学校と中学校とに分かれてしまえば、姉の姿を確認することが出来ない。
それに小学生にとっては中学校というのはワンダーワールドで、姉の日常が全く見えてこない。想像も出来ない。
何も姉が自分に隠れて(姉には隠れているつもりも何もないだろうが笑)
男と何かしているのではないかと考えて不安になったのではない。ただ姉が見えないことが不安だった。それに第一俺はほとんど全く何の性的な知識も持ってなかった。
その証拠に今も覚えている恥ずかしい記憶がある。小学校五年の保健の時間、担任の先生から性の仕組みを