「平均」の意味、大学生の24%が理解せず
2012-02-24
読売新聞 2月24日(金)20時19分配信
大学生の24%が「平均」の意味を正しく理解していないなど、基礎的な数学力、論理力に大きな課題があることが、日本数学会が実施した初の「大学生数学基本調査」で明らかになった。
理系学生やセンター入試で数学を受験した大学生も多数含まれており、入試のあり方も問われそうだ。
調査は昨年4月から7月にかけ、国公立大から私立大まで48大学で実施。
主に入学直後の学生5934人が協力した。
調査では小中学校で学ぶ内容を中心に、論理的な文章の読解や記述力、基本的な作図力を問う5問が出題された。
その結果、全問正答した学生は、わずか1・2%だった。
「偶数と奇数を足すとなぜ