私の罪・妻の功3
2006-09-13
前編:私の罪・妻の功2
http://moemoe.mydns.jp/view.php/4854
偶然通りかかった叔父の家のガレージに、妻の車が止まっているのを
見つけてしまった私…それまで漠然と感じていた違和感が、一気に
現実味を帯びた瞬間でもありました。
叔父も妻も家の中にいるのか…もしかしたら、ゴルフか何かの接待で、
車は叔父の家に止めて出かけているのではないか…そう考えるしか
ありませんでした。
叔父の家に入って確かめる。
思えば、確かめてしまう事が恐かったのでしょう…そんな勇気は湧い
てきませんでした。
私は緩めたスピードを元に戻し、外回りの仕事を続けました。
夜になり、私は誰もいない暗い家に帰宅します。
自分と妻の分の夕飯を作り、妻の分にはラップを掛けておいて、
一人食事を摂る。
ほとんど毎日がそんな生活になっていました。