二人の男に嬲られる妄想

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2006-06-21

私はガラガラに空いた特急電車に乗り込むと、 
バッグを網棚に乗せて窓側の席に座った。 
車内はクーラーがきいていて、生脚にミニスカートでは少し寒い。 
私はサテンのキャミソールの上に重ねたボレロをきちんと羽織りなおす。 
朝が早かったせいか、背もたれに体を預けるとすぐにうとうとしてきた。 
ガタンガタン、という規則正しい揺れが心地よい。 
ほとんど乗客のいない電車の中、私は目を閉じ、睡魔に身をゆだねる。 

どのくらい経ったのか、私は太股に感じた違和感で目を覚ました。 
「うわ…すっごいですよ、すべすべでたまんね…」 
「こんなエロい脚さらして眠ってるんだもんな、触られても仕方ないって」 
聴覚をくすぐる囁き声に、私はゆっくりと薄く目を開ける。 
そして目の前の光景をとらえた瞬間、私の背筋を寒気が走り抜けた。 

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