露出癖 3
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ミチを初めてここへ連れて来たのは彼女が10歳の時だった。
大冒険だった。
二人だけできたのだから。
やはり夏だった。
列車に乗り窓の外を見ているとミチが囁いた。
「短くないかな?」
しきりにスカートの裾を気にしている。
もうすぐ降りるのだ。
スカートが短いのは上の方で穿いてるからだ。
下着は着て無い。
僕も。
駅には祖母が来ていた。
この人は何時も着物だ。
駅前の店で昼を食べさせて貰い買い物して帰った。
荷物を部屋に置くと早速泳ぎに行く。
フルチンだ。
ミチも素っ裸で着いて来る。
夕方帰り風呂に入る。
二人一緒だ。
僕は薄毛が生えていた。
そいつを剃る。
ミチはツルツルだった。
この風呂は母屋と離れていた。
なので裸で母屋に戻る。
夕食後祖母が浴衣を出してきてミチに着せた。