松下幸之助の話

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2012-09-28

「ブラック企業」を読んで昔父から聞いた松下幸之助の話を思い出したので書き込みます。
めったに書き込みなんてしないので読みにくかったらごめんなさい。

今から50年位昔の話。

当時うちの父は佐賀県の「町の電気屋さん」で働いており、ナショナルの特約店だったその店は売り上げが良かったらしく、その功績を称えるべくナショナル本社に招待されました。

その日電気屋さんの社長と同行した父は、汽車で本社の最寄の駅に行き、同じく招待された全国の電気屋さんたちと一緒に送迎バスに乗って本社の工場見学に向かいました。

工場玄関入り口すぐに、ナショナルの重役らしき人達が並んで待っており、深々と頭を下げて歓迎してくれました。その一番先頭にいる人が社長の松下幸之助だと紹介されました。

いざ工場見学となって、案内人と一緒に100名近い招待客が列を作って歩いていると
重役は職場へと戻っていったのに、なぜか社長は秘書らしき人とニコニコしながら後ろからついてきます。

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