キスもしないで別れた元カノに卒業式の後で告白して

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2019-05-17

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「おはよ!」

彼女の名前はユリ。

「おお、朝から元気やなぁ」

いつも通り返事を返すオレの名前はタケル。

高校3年の冬。
オレは高校に入ってからずっとユリが好きだった。
別に可愛いわけではないが愛嬌のある笑顔や、サバサバした男勝りな性格、胸はあまりないが細身で女子の割には背は高いほうでスタイルはよかった。

実は高校1年の時に一度付き合っているのだが、「やっぱり友達としてしか見れない」と言われ、付き合ってすぐに振られた。
それからはずっと気持ちを押し殺してきた。
ユリに振られてから何度か違う女の子に告白されたが、中途半端な気持ちで付き合いたくなくて断ってきた。
そのたびにユリは、「あんた、なんであんないい子を振るん?アホやなぁ」と言ってきたが、全て誤魔化してきた。

「オレが好きなんはお前だけや!」

なんて言えるはずもなかった。
せめて友達でいたかったから・・・。

そしてついに卒業式も終わり、お互い


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