街外れの廃屋
2011-12-04
30年も前の話ですがすべて実話です。
記憶が曖昧なところはリアリティ重視ではしょって書きます。
ググっても何故か出てこないのでちょっと詳しく東北地方のH市としますか。
当時私は小学3年でH市の小学校に学区外から転校してきました。
ある団地に住みましたが、そこで同級生Aと一つ下の下級生Bと友だちになりました。
誰が言い出した忘れましたが、その街の外れに「お化け屋敷」と言われるものがあると言うのです。
そしてこそに3人で行くことになりました。
当時はその建物の近くに民家などは全くなく、道路沿いの林にぽつんと不自然に建っていたのを覚えています。
なんと言ったらいいでしょうか、子供ながらにこの建物は今の時代のものではなく物凄く古いものだと感じました。
玄関があったのかも記憶が定かでなく、なんとなく玄関から入れず窓を割って入った気がします。
中に入ると居間と思われる部屋に丸いちゃぶ台とその上に茶碗と箸が二膳ずつ置かれ