勇者の末裔 (3)

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2012-10-03

綾子「え?何?とりあえずまたすぐ掛け直すから!」
電話を切ろうと思った瞬間すかさず祖母が話してきた

祖母「まて!切るんじゃない、話を聞きなさい、これは今起こってる事の話だ。そしてあんたと勇者の末裔にしか解決出来ない話だ」
祖母はこんな時に何を言ってるんだろう?

綾子「おばあちゃんまた伝説の話!?ゴメン、また聞くから今は~」
祖母「いいから聞きな!私があなたに語った事は作り話でもなんでも無い、今起こってる事はなんだ?
魔物が次々と人々を襲っている。この状況とあんたに話した伝説は何が違う?
いずれ復活する魔王を倒せるのはあなたたちしかいない
だからしっかり子孫に伝えていかなければいけない話だったんだよ」

祖母はいたって真剣な声で語る

綾子「そ、そんな事……大体魔王なんてそんなおとぎ話みたいな事……」

祖母「じゃあ外で暴れてる魔物はなんだい?普通に考えたら魔物だっておとぎ話じゃないの

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