俺の奥さんと尊敬する先輩の満さんが
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俺は自分のワガママで奥さんと子供がいるのに会社を辞めてしまった。
仕事を探しても見付からず途方に暮れていた時に、こんな俺に手を差し伸べてくれたのは前の会社の研修で指導してくれた先輩の高橋満さんだった。
満さんは会社を辞めて仕事のない俺の事を心配して知り合いに頼んで食品会社の冷凍庫の夜間勤務の仕事を世話してくれた。
俺は満さんの温かい心使いに感謝して直ぐに働き始めた。
それから満さんは俺や家族の事を気に掛けて俺のアパートに頻繁に来てくれるようになり、慣れない夜勤で疲れて寝ている俺の代わりに俺の奥さんを買い物に乗せて行ってくれたり子供の相手をしてくれた。
俺と俺の奥さんは満さんに感謝し本当に心から信頼した。
ある日俺は、いつも大変お世話になっている満さんを俺の奥さん手作りの夕食に招待した。
満さんは喜んで酒を土産に来てくれた。
食事が終わり、だいぶ酒に酔った俺はコタツでうとうとし始めたが、何より信頼し尊敬する満さんと俺の奥さんが楽しそうに談笑しているのがスゴくうれしかった。
でも間違い