かつての同級生に嫌々

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2012-10-24

プリンスホテルのラウンジで待ち合わせました。
彼は約束の時間より5分程遅れてきました。
私はすぐに話を始めようとしましたが
「上に部屋を取ってあるから」と彼に遮られました。
どうしても断るわけにはいかず従いました。
歩きながら腰に手を回されましたが拒みませんでした。
エレベータは私たちの他にふた組いましたが、ふた組とも3Fで降りました。
二人だけになると彼は調子にのって、私の耳に息を吹きかけてきました。
髪をアップにしていたのでモロに吹き掛かりました。
「こんなところで、よしてください!」私は思わず声を荒げて彼を振り払いました
「こわっ、そう睨むなよ。気の強いところ変わらないな、その怒った顔がいいんだよなw」
彼は人を小馬鹿にして嫌らしく笑いました。
学生の時と全く変わっていない何の苦労もしたことのないお坊ちゃんの顔。
私はこの顔が大嫌いでした。しかし、どんなに嫌いでも
「なんなら俺帰ろっか?」と言われると「帰らな

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