加害者は誰か
2012-08-15
どうも自分の家系は、父母共にえらい因縁やら怨念を引き継いできたそうだ。
以下、寺の住職が自分や、あるいは親に話したもの。
まず母方の家系には、稲荷信仰をやってた先祖が憑いていると言う。
ただ、少し長くなるが、それは悪い狐が憑いたとか、そういう話ではないらしい。
「そもそも理解している人間が少ないが」と前置きされたのは、
「『神』は万能でも無ければ、無限に力を持っている存在ではないんだ」という事だった。
お稲荷様に限らず、誰かがお祈りやお願いに訪れると、
神はその願いをなるべく叶えてやろうと考え、参拝者に力を貸してやる。
ところが、ここで『借りた力を返しに来ない者』が必ずいる。
願いが叶った、努力が実ったと、お稲荷様等の神様にお願いした事を忘れる。
その話を聞いて、「その無礼な態度に怒って害を為すのか」と聞くと、そうでも無い。&n