バイトの高校生と 3
2008-09-20
前編:バイトの高校生と 2
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夏休みが明けて、彼女は無事、課題を提出できたみたいだった。
あれから何も発展がなくて、普通にバイトだけで会う日々が続いた。
九月も何週間か過ぎた頃、彼女の方からある提案をされた。
その時は、バイト終わりに話している時で、
二人だけで、あの公園のベンチに座っていた。
次第に秋が深まっていく時期だったから夜は涼しくて、
半袖で遅くまで屋外にいるのは厳しい時もあったけど、
ちょうど、その日は蒸し暑い夜だった。
俺達は、自販機で買ったジュースを飲みながら話し込んでいた。
その時の話題の一つが、先日の課題についてだった。
「なんかねー、褒められたよ」
「何が?」
「この前の課題」
「そう、よかったじゃない」
「うん、なんかねー、