童貞の俺と処女の妹・前編

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2022-05-10

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大学生になった俺は都内で一人暮らしをはじめていた。
俺には今まで彼女がいなかった。
女も知らなかった。
今まで、付き合うチャンスがなかったわけじゃない。
実際、告白されたこともあった。
でも、いつもそんな気になれなかった。

あれは中学の頃だ。
気の毒なくらい緊張して告白する、今にも泣きそうな女の子を前にしても、俺はなぜか冷めている。
こんなとき、なんて答えりゃいいんだよ。
とりあえず今週の土曜にでもどっか遊びに誘うか?
適当に付き合おうと思えばどうにでもなっただろう。
なのに俺にはそれができなかった。
俺には『春香(仮名)』がいたからだ。

春香は妹だ。
ひとつ下の正真正銘の俺の妹だ。
それが嘘であって欲しいと何度思ったことだろう。
何度呪ったことだろう。
戸籍?
そんなもの何度も調べたさ。
でも、その薄っぺらい紙切れのほんの一行に、俺


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