精子の匂いフェチな先輩・後編
2022-07-10
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「たぶんあたしは、他の人よりも少しあの匂いに敏感だったのかもね。好きな匂いだから・・・。だけど、そんな時に友達が気が付いてくれたんだ。『あれは、せ、精子の匂いだよ』って・・・」
「・・・」
「最初は自分でもちょっと信じられなかったの。だって精子って・・・。気持ちいいことをしたりして出るでしょ?」
「俺はそんなことしてないんですよ。だけど、すごく溜まってたんです」
「えっ、そうなの?あっ、あの・・・。すごく溜まってたから溢れちゃったの?」
先輩は真っ赤な顔をしながら、それでも食い入るように俺の目を見つめている。
先ほどの恥ずかしそうなキョロキョロ、オドオドした雰囲気はなく、本当に興味を持っているようだ。
だけど俺だってこんな話を、いくら仲良しの先輩であったとしても、女性に軽々しく打ち明けることなんてできやしない。
「いや・・・」
俺はそれだけ言って黙り込んでしまった。
「お願い、教えて?気持ちいいことはしてないんでしょ?溢れちゃったの?」