オフ会で奪われた恋人の貞操・後編
2019-01-26
この体験談は約 3 分で読めます。
吉田が目の前で何か言っていた。
頭がボーっとして判らなかったが、どうやらホテルの部屋らしい。
「佐々木さん、お目覚めですか?」
吉田が言った。
「美沙子さんとどのような関係かは存じませんが、おふたりはお知り合いですよね。おふたりが初対面だと挨拶されてた後に、黒田氏から偶然おふたりが一緒にタクシーから降りるところ見たということを聞きましたので、もしかして今日は面白いことになるのかなと思っていました」
ようやく状況が呑み込めてきた。
「おふたりが恋人か夫婦かはわかりませんが、それなりのご関係じゃないかと思って起こした次第です」
ベッドの上には美沙子が横たわっていて、3人とマスターが笑いながらこっちを見ていた。
美沙子に意識はない様子だ。
まだ頭がクラクラしている。
しゃべろうとしたが、口にはガムテープが貼られていて何も言えない。
手首と足首にもガムテープが巻かれ、ホテルの椅子に縛り付けられていた。
「大丈夫ですよ。美沙子