憧れの1人暮らし隣人に恋(を)した(2/6)
2009-09-27
第9章 304号室
俺は川田さんの専属AD状態になった。
身を粉にして働いた。
余計な事は考えるな!
俺は川田さんのしたい演出の
手助けをするのが仕事だ。
社内の視線など気にするな!
いまの俺には働くことしか出来ないのだ。
そんな感じで1ヶ月が過ぎた。
川田さんもまぁまぁ俺を信用してくれている様子だ。
川田さんの仕事は良く言えば大らか。
悪く言えば適当だった。
この時期になると携帯に電話が入ってきて
「ごめ~ん。二宮。俺酔っぱだから原稿書いてて」等と
とても南さんには報告出来ないような仕事を頼んでくる。
マジっすか