お姉ちゃんと弟と、アマテラスとスサノオは「誓約」(交合)を
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アマテラスとスサノオはそれぞれ持ち物を交換。
アマテラスはスサノオの剣を口に含んで噛み切り息を吹き付けると女神三柱が出現し、スサノオも同様にアマテラスの玉を噛み切り域を吹き付けると男神が生まれました。
一見するとアマテラスが女神を、スサノオが男神を生んだように見えますが、実際にはそれぞれの持ち物から生まれたのでありスサノオの子が女神でありアマテラスの子が男神なんだそうです。
・・・なら何故わざわざ持ち物交換などしたのでしょうか、ややこしいですね。
この複雑な内容は、後世に色々と解釈の余地を残したようです。
特に剣・宝玉がそれぞれ男根・女陰の隠喩であると思われる事から、二人の交合をほのめかしているのではないかと推測する人は多く見られます。
例えば「『記紀』神話ではアマテラスとスサノオは姉弟とされるがそれはひとつの文飾であって、前後の行動からするとスサノオはアマテラスにツマドイにきた男にすぎ」ない(「一万年の天皇」P