たぶん、M (2)
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とうとう、その瞬間が。
ソファーに連れて行かれ、腰をかけた状態で脚を広げられました。
「入れるよ。覚悟できた?」
問いかけに返事はしなかったと思うけど、どうしようもない切なさに心が支配されていて。
Kさんがゆっくり浸入してきて、奥まで届く。
やだ、って反射的に口にしてしまったみたい。
「イヤなの? もう根元までいってるよ」
言われた瞬間、背中がぞわっとした。
自分でも、わかる。
いつもと違う感じがする。
彼じゃない人に征服されてる後ろめたさと、満たされた感覚でおかしくなりそうでした。
ゆっくりゆっくりKさんが、私を味わうように、焦らすように動き始める。
ただ激しくされるより、ずっと好き。
私の髪を両手で撫でながら、じっと見つめてきて、私も見つめ返す。
「キスして」
っていわなくても、仕草でわかってくれる
私、自分から唇を開いて、キスを待ってる。
Kさん、エッチ上手すぎる。
溺れる