私ね、お兄ちゃんのこと好きなんだよ

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2013-07-18

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今じゃ、もう俺には妻がいる・・・。

俺が16(高2)、妹12(小6、名前は沙耶)の冬、母が事故で死んだ。
もともと単身赴任だった親父は仕事を変わることもなく、その代わりという感じで母方の祖母が家にきて面倒を見てくれた。

月日が流れ、俺が二十歳、沙耶が高1のときもう2人でやっていけるだろうと判断した祖母は、少しずつ来なくなり月に一回、親父が帰ってくるだけだった。

そんなある日、沙耶が熱を出したので看病をしていた。
寝ている彼女の頬を伝う涙に気づき、なにもできない自分が惨めで気づいたら彼女の手を握って自分も泣いていた。

「お兄ちゃん、なんで泣いてるの?」

ビックとし手を放し、涙をぬぐって後ろを向いた・・・。

「私ね、お父さんより、お母さんより、お兄ちゃんに一緒にいて欲しい。だから今日くらいはいいよね?」

結局その日は沙耶のベッドの隣に布団を敷いて寝た。
次の日、熱の下がった沙耶がお昼はどこかに食べに行きたいと言い出した。

デ◯ーズに


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