彼氏にふられた時、燃やしてしまって・・・

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2010-02-24

大学受験まっただ中の冬休み、シャーペンの芯が無くなった俺は、
春に嫁に行ったねーちゃんの部屋の机を漁っていた。 

ねーちゃんのシャーペンの芯はBだった。

「そういえば、旦那も濃い顔してたな」

とか思いながら、シャーペンの芯と、
メモ代わりに使えそうなレポート用紙を持ち出して、
俺はまた勉強を始めた。 

あれは夜中の2時頃だっただろうか、
英語のリスニングの為に予備校で売りつけられた
ぼったくりCDをデッキにセットし、
ねーちゃんの部屋から持ち出したレポート用紙を開く。 


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裕太(俺)へ 

何だか気恥ずかしくて、
あんたには何も言えずにお嫁に行くので、
いつかあんたが見付ければいいかと思って書

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