堕ちていくのは運命だった(4)

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2012-03-31

松木氏は広子をまるで恋人のようにエスコートし、部屋中央に連れて行く、後ろ向きに立たせて、彼女の手を取り、両手のひらをそっと壁につかせた。
これから何をされるか察した広子は、覚悟を決めたように挑戦的になっていく、自らの美尻をわざと強調するように少し弓なりになり、松木氏を挑発してしまう。
女として、顔や体にある程度自信があって、その余裕から普段の装いは、清楚で知的さを演じている広子だが、今は勝手が違う。


広子は、自分は出会ってから間もない男の誘惑に負けて、簡単に体を征服されるような女ではないと、壁に向かって耐えようとする。
この私に尻を無防備に向けさせる男、そして冷めた表情で、私を今見下しているような、こんな生意気の中年男の手には、容易には堕ちない、だから絶対に感じちゃいけないし、感じている表情なんかは少しも見せまいと、彼女のプライドにも火をつけている。


ただ広子の今の決心は、まったくの無駄な抵抗のように、松木氏は広子の体は勿論、彼女の心まで一気に侵略し、自分の女にしようとする雄

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