幼馴染のチトセ 高校生編
2012-08-12
http://moemoe.mydns.jp/view.php/31316
「さっそく二人仲良く登校かよ」
教室の自分の席に俺が座るとクラスメイトでテニス部の高木がニヤニヤしながら話しかけてきた。
「家が近所なんだよ」
流石に斜め向かいだとは言い出しにくい
「またまた、早速噂になってるぞ」
「勘弁してくれよ、小さい頃からずっと幼馴染なんだよ」
「そうかなぁ、とてもそうは見えなかったけど」
となりの席でそれを聞いていたこれまた女子テニス部の春子が言う
「大体あなたすごいデレデレしてたわよ」
春子とは小・中学も一緒で今は高木と付き合っている
「そ、そんなこと寝ないと思うけど・・」
「まあ、そう隠すなって」
高木はニヤニヤしつつ俺の背中をポンポンと叩きうんうんと頷く
「なんだよ気持ち悪いな」
こういう時の高木はロクなことを言わない
やたらと他人の