妻の約束

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 ある日、会社で仕事をしていると、妻の勤め先から「妻が救急車で病院に運ばれた」と連絡してきました。
私が病院に駆けつけた時、医師の診察が終わったところで、妻は処置室に向かう途中でした。
医師は私に「流産です、胎児は2~3カ月ですね。しばらく入院したいただきます」と診断結果を告げました。
私は頭を思いっきり殴られたような気がしました。妻とは一年近く夫婦の営みが無かったからです。
後は妻の母に任せて、私は妻が入院できるよう寝間着や下着、身の周りの物を用意しに帰宅しました。
下着を取り出す時、整理ダンスをすべて開けてみましたが、私が知っている物ばかりで変わった様子はありませんでした
そして、いつも妻が使ってる乳液だけでもと思って鏡台の前を探していると、鏡台の後ろに隠すように紙袋がありました
中には、私の見たことのない可愛い薄ピンクのネグリジェと水色の花柄のブラジャーとショーツが入っていました。
確かに小柄で若々しく見える妻に似合うかもしれないが、34歳の女性が着るには恥ずかしいのではないか、


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