に〜
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私には、いとこのお兄さんがいます。
小さい頃から「兄〜(に〜)」と呼んでいて、
心の中では、に〜の事を「ケロちゃん」と名付けていました。
に〜は、銭湯のケロヨンの洗面器が好きなんですよ。
そもそも、ケロヨンが好きみたいです。
だから、「ケロちゃん」なんです。
お盆やお正月、田舎の親戚宅の近所の薬屋さんの前に、
普段ではあまり見掛けない、大きなケロヨンが置いてあるんですが、
買い物帰りにはその薬屋さん前を通るルートで帰り、
「…ケロヨン…。」
とつぶやいているくらい好きみたいなのです。
そんなに〜は、ケロヨンラブには見えない、
落ち着いた雰囲気漂う、本(小説)を読んだりが似合いそうなお兄さんです。
もちろん、小説を読んでいる合間に、時にはエッチな本を見ているとは思いますが、
正常な男性なら、そういう本だって読みますよね。
そんなに〜は、小さな頃から、親戚の子供の中で一番年が若くて大人しめな私を、よく構ってく