小4から中3までの6年間、体の発育を記録されました
2022-01-22
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これは昭和50年代の話です。
当時、私達が通っていた地区には医大があり、ある年に検診の要望が学校に来ました。
検診の目的は“成長に関するデータ集め”だそうで、小学校4年生から中学3年生までの6年間、同じ生徒の追跡記録を採るということで、県の教育委員会を通じて県内数校の小中学校に協力の要請があったそうです。
後で知ったのですが、医学目的の為と説明されて両親の同意書も書かされました。
県内各校から数名、毎年3月、3学期の終わりに、同じ男子20名と女子20名くらいだったと思います。
大学に集められて検診を受けました。
私が選ばれたのは、ただ単に小学4年の時に学級委員だったからです。
私ともう1人の男子も、やはり学級委員だった中沢君が選ばれました。
小学校の時は、授業中にも関わらず学校を抜け出せて面白かったという印象と、学校の代表だという何か誇りのようなものさえありました。
しかし中学生にもなると、その検診内容がたまらなく恥ずかしいものだと理解できるようになり