すぐに終わったけど私の心は幸せで満たされていました

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2019-12-23

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6月4日・・・。
それは私にとって忘れることの出来ない日なのです。
あれから35年が過ぎて、そしてあの人が他界してから9年が過ぎました。
今年もまたあの日を思い出して・・・。

あの日は梅雨のよく晴れた日でした。
車は新緑の木立の登山道を絵下山に上っていきました。
頂上の駐車場からは瀬戸内海の島々が美しく浮かんで見え、素晴らしい眺めでした。
山頂であの人は22歳になった私のプロポーションをカメラに収めてくれました。
下山の途中であの人に、「涼しい所に行きたいね」と誘われましたが、私はただ黙って運転するあの人の横顔を上目遣いに見つめました。
あの人は暗黙の了解と受け止めたのか車は根上まで走り続け、止まったのは川辺の新緑の木立の中に佇むホテルでした。
外は新緑の木立に囲まれて涼しく、せせらぎに清らかな水が気持ちいい音を響かせて流れていました。

部屋に入るなり私は強く抱き締められ、そのまま床に転がされて唇も奪われました。


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