大統領候補の執務室

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2008-06-05

「もう少し速く走れないの、あいかわらず役立たずね」ヒラリーは、元警察官の
ボディーガード兼運転手ジョンを怒鳴りつけていた。
今日の会合は秘密のものなので付き添いは秘密厳守で絶対服従の信頼できる
ジョンだけを同行したのだ。

ついにオバマに過半数の議決権を奪われ新大統領となる可能性を完全に絶たれた今、
ヒラリーにとっては金主たちへの対応が焦眉の急となっていた。
高層ビルの最上階のペントハウスには、大統領選に際しヒラリーに資金援助をして
きた面々がしかめ面をして待ち受けている。

もちろんこれは開示されていない資金供給であり、ヒラリーが大統領に当選すれば
返済の必要もない資金援助であった、しかし何の権限も持たない敗者は援助された
資金に見合う権益を彼らにもたらす事は不可能であり、それは場合によっては
元大統領候補の生命をも危うくする危険さえはらんでいたのである。

それから数時間後、豪華なシャンデリラの光

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