「痴行媾悦①‥郡上Ⅰ」
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一人息子が遠方の大学に入り 下宿するようになってから、夫婦の身体の関係は 一味違ったものになります。
それまで 総てに控えめだった女房が、家の中では人目を気にせず 夜のSexも、今まで無言だった女房が 結構声を立てて反応して呉れるようになりました。それでも 基本的に受身であることは変わり無く、〝いくらか Sexを愉しみ始めたなぁ〟と云う程度で 多少マンネリの傾向はありました。ただ二人切りの生活になってからは 旅行に出ることは多くなったので、そんな時は女房も ベッドで「ネェ… なんか…変わったことしようよ」なんて、可愛いことを 言い出して呉れます。
そんなときは 私もキライな方では無いので、いろいろ趣向を考え 体位を換えたり軽い〝ゴッコ・プレイ〟をヤリます。例えば〝遠距離恋愛〟とか 〝不倫密会〟とかを、打ち合わせ無しで仕掛け、云わず語らずに お芝居に乗って刺激を愉しみます。私と云えば その頃はまだバイの意識は無かったのですが、今思えば いろいろと男にも反応していたことが思い当たります。旅先などでは 特にそう云う機会に、刺激を受けては 女房にお願いして発散することも幾度かありまし