文化祭
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世間は俺をロリコンと呼ぶかも知れないが、俺は16歳で高校2年生のサチに真
剣に惚れていた。
サチは28歳の俺と一回りも違うが、恋愛に歳は関係ないと自分に言い聞かせて
いた。
桜が綻ぶ頃に、俺が働いていた店にサチがバイトで来たことが切っ掛けだった。
その後2人は付き合い始め、週に2、3回会って、夕飯の後は必ずといって良い
ほどセックスに耽っていた。
会う時間が遅くなった時は、コンビニで弁当を買い、そのままラブホにしけこん
だ事もあった。
それほどに俺はサチに夢中になっていたし、サチもまた俺とのセックスが楽しく
て仕方が無い様子だった。
10月になって、サチが通う高校の文化祭にいっしょに行きたいと言って来た。
ところが28歳にもなって高校の文化祭に行くと言うことが恥ずかしく思えたの
で、一度は断ったが、サチの悲しそうな顔を見て可哀相になり、やむなくサチと
いっしょに文化祭に行くことになった。
文化祭には親兄弟