世界一優しいおばあちゃん
2012-08-20
私は小さい頃からおばあちゃん子だった。
私の家は団地で、ばあちゃんは私の隣の部屋に住んでた。
保育園や小学校から帰ったら真っ先にばぁちゃんちに行って、必ず私の好きなお吸い物やココアを作ってくれて、保育園であった事や学校であった話をいつもニコニコして嬉しそうに聞いてた。
ばぁちゃんは私が親に怒られた時や風邪を引いた時は、いつも美味しい物を作ってくれた。
私が学校で友達と喧嘩したと聞くと、「奈央子ちゃんイジメられとると?」と言って泣いてた。
「えっ?違うよ!ちょっと言い合いしただけよ(笑)」と言うと
「良かった..良かった..」って言ってまた泣いて私を抱きしめてくれました。
昔の私は親よりばぁちゃんと一緒に居た時間の方が多かったと思う。
中学校になって私は友達とばっかり遊ぶ様になった。
その頃はばぁちゃんは体が弱くなっていたので、隣の部屋で叔母さんと二人で暮らしてた。
私は徐々にばぁちゃんちに行