僕を惑わせた3人の熟女・第2話
2019-09-16
この体験談は約 9 分で読めます。
「もう、聞いてるの?」
目の前に美雪の顔が迫ってきたので僕は思わず後ずさった。
「ああ、聞いてるよ。なんでお前と映画に行かなきゃいけないんだよ?」
「なんでって・・・、もういい!」
美雪は膨れっ面のまま大股で僕の先を歩いた。
やれやれ・・・。
最近美雪はますます扱いにくくなった。
この春、高校生になった僕と美雪は、共に同じ高校に通っている。
美雪とは別に付き合ってはいないが、美雪は何かと僕に付きまとってくる。
今も定期試験が終わる週末に映画に行こうと誘ってきた。
「あっ、ママ!」
美雪の視線の先に信号待ちをしている女性がいた。
ブランド物のスーツに身を包んだ美雪の母親は、顔立ちも凛として隙の無い印象だった。
美雪のママ自慢によると、美雪を20歳の時に産んだらしいので30代半ばのはずだが、美雪とは年の離れた姉妹と言ってもいいくらいだった。
「あら、お帰りなさい。試験はどうだった?」