悦楽の波ー由香里

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2010-08-02

 高校時代の俺は自分で言うのも変だが女に不自由をしなかった。性欲の処理にしても高校を出るまでの3年間は「マス」というものをほとんどやった覚えがない。その代わりコンドームを買うお金に困って学校では禁止されていたバイトをしなければならなかった。そしてバイト先でもきっちり年上の女性と知り合ってバイトの帰りにホテルでエッチ・・・などということは普通だった。バイト先に出入りしていた年上の保険セールスの女性にハマッたこともあった。
 保険セールスの女性というのは、後で分かったのだが32歳(俺より12歳も年上!!)の独身(実はバツイチ)。顔はけっこう整っていたが体つきは良く言えば「ポッチャリ」悪く言えば「やや太っちょ」。それまでだいたい自分の年齢前後の女としか付き合ったことのなかった俺にとって特に魅力は感じなかった。名前は名刺に「由香里」と書いてあった。ある日のバイト先からの帰り、後ろからプーッッとクラクションが聞こえた。振り返ると一台の車が左側に停まった。
「今帰り?」
由香里だった。
「うん」
「送ってこうか?乗る?」
「いいよ、駅は

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