トラウマのスーパーカブ
2010-05-28
10代最後のツーリング
http://moemoe.mydns.jp/i/index.php?ac=view&aid=6376
星空のレース
http://moemoe.mydns.jp/i/index.php?ac=view&aid=9949
大切なものを取り戻したあの夜から数日がたった。
近所の初めていくバイク屋にZXを整備して貰いながら、店長と語らっていた。
俺「ZXって、一般人から見たらタダの町乗りの足かもしれない。ただ俺にとっては体の一部なんだ。あの振動、エンジン音、ガソリンの匂い。そのすべてがZXはただの機械じゃなく、俺達と同じ生き物だって感じさせてくれる」
店長「……。」
無口で頑固親父な店長だがいい仕事をしてくれる、と俺は感じた。
そして俺は店長に昔話を語り出した。
俺「あれは俺が二十歳になって間もない頃だった…」・
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十代最後