仙台育英、不祥事乗り越え出場決定!そして、また不祥事が・・・
2012-08-07
仙台育英、東北破り2年ぶり甲子園!不祥事乗り越え一枚岩…宮城大会
甲子園出場を決め、胴上げされる仙台育英の渡辺。大勢の報道陣が取り巻いた
◆第94回全国高校野球選手権宮城大会 ▽決勝 東北1―2仙台育英(23日・Kスタ) 仙台育英が東北との伝統の一戦を2―1で制して、2年ぶり23回目の夏の甲子園出場を決めた。初回、今大会初の先制点を許したが、2回に3本の長短打を集めて逆転。先発したエース・渡辺郁也(3年)が散発4安打に抑えて逃げ切った。昨年は2度の不祥事に揺れた名門が、小杉勇太主将(3年)を中心に結束。敗れれば宿敵・東北に夏の出場回数で並ばれる大一番に勝利して、頂点を奪還した。
白球の軌道の先に、あこがれの舞台が見えた。1点リードの9回2死。エース、渡辺は力のない打球の行方を追った。「レフトは守備のいい星(隼人・3年)だから落とすわけはない。甲子園が見えた」。27個目のアウトを取る前から勝利を確信した右腕は、仙台育英の優勝が決まると両手を広げ、Kスタのバックスクリーンへ雄たけびを