LOST
2012-02-20
今から21年前の8月に、大学1年だった俺は地元で夏休みを満喫していた。
地元の友達(キャンプ好き)が、
「ツレ2人で無人島にサバキャン行くけど・・ひさびさにどうよ?」と誘ってきたから
高校時代こいつとは散々キャンプに行った中だから、もちろんOKした。
当日、瀬戸内海にある無人島に一人10000円で渡してもらい、
3日後の昼に迎えに来る船を手配しその小さな無人島に3人でウキウキ気分で上陸した。
西側の海岸より少し入ったとこにテントを張り、夕食の用意も火も起さずに、さっそく島を探検した。
一周たぶん1Kmぐらいの小さい島だが、東側の崖には海鳥の巣穴がたくさんあり、
異常な数の鳥が「ギョゥ ギョゥゴー」って鳴いて、気味が悪いと思ってたら
一人の友人が、右下のがけ下の内湾にぷかぷか浮かぶものを指差して
「なんじゃ、ありゃ