お尻にぶつかり…
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職場での話。
棚の一番下にある工具を出そうとしてしゃがんでた俺、工具の手前に余計な物を置かれてたから、それらを先に出して…工具を出すのに手間取ってた。
やっと目的の工具を出せたから持って行こうとして、振り向きながら立ちあがろうとしたらすぐ後ろにお尻があって顔を埋める形になってしまった…。
「ぶっ…!えっ?あ!すみません!」
「ひゃん!あ…こちらこそすみません」
事務員がこんな倉庫に何の用があったのか知らないが、見慣れた女子事務員がそこに居た。
倉庫の埃臭さとカビ臭さで気付かなかったけど、こうしてお尻に顔を埋めてみてお尻まで良い匂いがするって凄いと気付いた。
「あの…いつまでお尻に顔を押し付けてるんですか?」
「はっ!?良い匂いだったからつい…我を忘れてしまった…」
「お尻の匂いが良い匂いだなんて変態チックですね」
「すみません!すみません!忘れてください!」
お尻から顔を離して必死に謝った。
「そんなに必死に謝らなくても平気ですよ」