バレンタインの思い出話

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2008-03-23

バレンタインの思い出話をひとつ。ぬこ・親父注意。 

うちにはハデに喧嘩の強い雄猫がいた。でも家族にはでっれでれの優しい子だった。 
小学生の私は使えない妹分として扱われ、毎朝早くにスーツで出勤する父親をあがめていた。 
私が中学に上がり、制服を着込んで父親よりも早くに家を出始めると 
「ひょっとして見どころのある奴?」という感じで、お見送りとお出迎えをしてくれるようになった。 

そんなある日、家でチョコをラッピングする私の膝に乗らずに遠巻きで見る猫。 
いつもよりも早くウキウキ出かける私をお見送りしない猫。 
「嫉妬してる?」わかるのかな?」と笑いながら家族と話してたが、一ヶ月後のホワイトデー… 

家に男の子がきた。庭先で30分ぐらい立ち話して帰ったろうか。 
清らか過ぎる交際で、その時も照れながら「そんじゃまた学校で」と言って彼は帰って行ったが、

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