不良高校生の若さとテクニックに溺れて・前編
2015-12-25
この体験談は約 6 分で読めます。
息子が高校受験した年、夫が海外転勤となりました。
中学の時は野球一筋で、高校でも続けるんだと思っていました。
それが第一希望の高校に落ちてしまい、私立の高校へ進学する事になったんですが、ちょっと悪い噂も聞こえる高校で心配していたんです。
高校に入ってすぐに息子の口から吐き出されたのが、「野球はしない」だったんです。
息子は高校生になると凄く雰囲気も変わり、大人に成長したと言うよりは悪い連中の香りがしたと言った方が良いかも知れません。
そんな時、友人数人が我が家に遊びに来たんですが、髪は茶髪でガラの悪い連中ばかり、しかも部屋でタバコを吸っていました。
夫に電話で相談するも、「まぁ高校生になると意気がる時もある」と楽観的な考えで、タバコは黙認することにしました。
夏休みが始まると、友人は毎日のように訪れるようになり、息子が出掛けても部屋でゲームをしたり本を読んだりするようになったんです。
友「おばさん、ジュンは・・・」
私「出掛けてるのよ」
友