国に歴史あり。ベトナムと中国の場合。
2014-06-18
ベトナム人の本音、「中国は大国なのに、なぜ小国のベトナムと争うのか」―中国紙
配信日時:2014年6月13日 6時30分
11日、中国紙・環球時報は「中国はベトナムよりずっと大きいのに、なぜ南シナ海でわれわれと争うのか」と題した記事を掲載した。写真は1288年にベトナムで行われた陳朝ベトナム軍と元軍との戦い「白藤江の戦い」を描いた絵。ハノイの博物館に展示されている。
中国の歴史上、ベトナムは「南方の国土」であり「属国」、「藩」、「フランスの植民地」だったが、「兄弟同然の友好的隣国」でもあった。だが、ベトナムにとって中国はいつの時代も「北方の支配者」であり、これと戦う人物は常に人々から英雄視されてきた。彼らの存在によってベトナム国民は団結し、中国に対する強い警戒心を維持し続けている。
紀元前214年、秦の始皇帝は現在のベトナム北部・中部から広西チワン族自治区南部一帯を平定した。当時のベトナム地方には青銅器時代の文明を有