続・営業部の奈穂子ちゃん
2006-11-23
奈穂子ちゃんが、またまたやってくれました。
今回は、今までの『それとなぁく』と違って、少し進展じみた事もありました。
金曜日の午後、気分はそろそろ週末の休暇モードに入ろうかという頃です。
俺の机の電話が鳴りました。
『こんな時間から、厄介な用件でなければいいが…』
電話は奈穂子ちゃんからでした。
「あのぉ…今、少しお話しする時間ありますか?お願いしたいことがあって…」
すごく言いにくそうに、媚びるような、甘えるような話し方です。
何か厄介な話に違いない…
渋々話を聞いてみると、今回のはどうも奈穂子ちゃん自身がミスをしてしまい、助けてほしいとのこと。
シッカリ者の奈穂子ちゃんには珍しい凡ミスのようです。
普通に考えれば、奈穂子ちゎんの上司から関係部署に会議招集がかかって、皆で善後策を…とすべきところです。
けれど、そんなことになると、おそらく奈穂子ちゃんは方々から叱