ワックス
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中学2年の時の話。教室の掃除当番だった僕の班は男3人女4人で、僕と女子2人がワックスがけを担当になった。僕がワックスをバケツから床にまいていると、早苗が言った。『これってアレみたいだよねえ~』隣にいた由美は、『やめなよ、しっ!』と早苗を黙らせるように言った。その会話を聞いた僕は、えっ?どういうことだ?とモップをかけながら考えていると、女子2人の会話から、〝この前DVD見たのと一緒~〟や〝男の~〟や〝ぴゅ〟といった会話が洩れ聞こえ、僕の頭は妄想でいっぱいになった。よくよく考えても、話の内容を連想すると射精の事を言っているとしか思えない。僕は気になって掃除終わりの帰り道、家が近所の由美に聞いた。『ワックスの時の早苗が言ってたの何?』すると、『あたしからは言えない』と恥ずかしそうに即答され、『早苗に聞きなよ』と言われ、『今いないじゃん』と返すと、『後で家に遊びにくるよ』というので、直接聞くことにした。早苗が由美の家につくと、電話で呼び出された。幼稚園の時から由美の部屋に遊びに行ってるため、家に上がることは抵抗なかったが、エロい話を気のある早苗とすると思うとドキドキした。しばらくの沈黙の後、早苗が言った。『何を聞