温泉旅行の朝、目覚ましフェラで彼を起こして

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2016-03-09

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・・・チチチチチチ。

(う、うぅん・・・もう朝?)

伸びをしながら、ぼんやりとした頭の中で呟いてみる。
部屋に差し込む眩しい朝の光と、可愛い小鳥のさえずりが起こしてくれたのかな。
寝起きの気怠い体を持て余して、目を閉じたまましばらくまどろむ。

(ここ・・・どこ・・・だっけ?)

布団もかけずに腕枕でぐっすり寝込んでたみたい。
見慣れぬ畳の部屋、読めない掛け軸のかかった床の間・・・。

そう、そうだった。
つかさ(彼氏)と温泉に来てたんだ。
ここは旅館の一室。
ふたりとも裸のままで、夕べの激しさの後がそこらここらに残っている。
脱ぎ散らかした浴衣や帯に混じって、くしゃくしゃに丸められたティッシュが生々しくて気恥ずかしい。

(久しぶりだったから・・・)

私が夏休みの間、仕事が忙しくてほったらかしだったお詫びにと、つかさが温泉旅行に誘ってくれた。
部屋に小さな露天風呂のある立派な老舗旅館で、


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