俺の前で狂ったように腰を振ってた彼女・後編
2019-06-24
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30分、1時間・・・、たまらず美保に電話した。
「ごめんな、さっき。もう家?」
「まだ渋谷ー。『アメリ』観たっち。すっごい良かった」
「なんだ。じゃあ今から帰るん?」
「ごはん食べて帰るけ、後でメールするー」
プツッ。
『今、1人?』
肝心なことが訊けなかった。
かなり飲んでんのか、テンション高いし。
美保はさほど酒に強いわけじゃない。
前後不覚になるほどは飲まないが、酔うと気が大きくなるところがある。
まさか居酒屋について行くような展開になるとは思ってなかった俺は、そこで激しく不安になった。
90分、2時間・・・、そこで北島から電話。
「もうちょいしたらタクシーで帰るわ」
「・・・結構飲んでんすか?」
「ぼちぼちだよ。真面目だな、美保ちゃん。まぁ5分5分かな?」
足が震えた。
「小倉弁?可愛いな、アレ」
そう言って電話は切れた。
電